2026/07/31投稿者:広報担当

離職を防ぐ!「3ヶ月の壁」を乗り越えるマネジメント術

新しくスタッフを採用・受け入れてからしばらく経ち、業務にも慣れてきたように見える頃。人事担当者や現場の皆さまにとって、最も気になるのが「スタッフが本当に定着してくれるかどうか」ではないでしょうか。

 

実は、入社から2〜3ヶ月目が経過する頃は、スタッフが「本当にこの職場で続けていけるのか」という強い不安に直面しやすい、いわゆる「3ヶ月の壁」のタイミングなのです。今回は、現場でいつでも実践できる「離職を食い止めるための深いフォロー術」について解説します。

 

1.慣れてきた頃こそ怖い「放置」という名の孤独

入社直後は手厚い研修や指導があったスタッフも、3ヶ月が経過して一通りの業務を覚えると、現場での声かけが目に見えて減ってしまう傾向があります。

 

・周囲の心理:「もう一人で大丈夫だね」「信頼して任せよう」というポジティブな評価。

・本人の心理:「急に放置された」「自分は必要とされていないのではないか」という孤独感。

 

ここで大切なのは、あえて「当たり前のこと」を言葉にして伝えることです。「今の作業、以前よりスムーズになりましたね」や「いつも丁寧に進めてくれて助かっています」といった、ささやかな承認の言葉が、スタッフの心に「自分の居場所」を作ります。

 

 

 

2.本音を引き出す「10分間」の対話

業務上の進捗報告(報告・連絡・相談)は頻繁に行っていても、スタッフ個人の「気持ち」に寄り添う時間は意外と確保できていないものです。7月末のこの時期に、ぜひ一度、業務の手を止めて10分間だけの面談を設けてみてください。

 

チェック項目 具体的な声かけの例 ねらい
人間関係 「周囲の社員とは馴染めそうかな?」 小さな違和感の早期発見
業務内容 「手順で少し不安なところはない?」 隠れた苦手意識のフォロー
職場環境 「設備やルールで困っていることは?」 ストレス要因の排除

 

大きなトラブルに発展する前の「小さな違和感」をこの段階で吸い上げることができれば、離職を防ぐ確率は劇的に高まります。

 

 

 

3. 派遣会社(派遣元)との二人三脚でのフォロー

スタッフは、現場の社員さんには言いにくい悩み(給与明細の見方や、将来のキャリアへの不安など)を、私たち派遣会社の担当者にこぼすことが多々あります。企業様と私たちが密に連携することで、スタッフを360度から支える体制が整います。

 

派遣先(企業様):現場での実務的な評価、作業手順のフォロー、環境整備。

派遣元(弊社):心理的なケア、法的な相談、キャリアカウンセリング、本音のヒアリング。

 

弊社ではスタッフへの定期的なヒアリングを強化しており、現場では見えにくい「本音」をキャッチして迅速に共有する体制を整えています。

 

 

4.まとめ:共に「長く働ける職場」を創るために

離職防止に魔法の杖はありませんが、この「3ヶ月の壁」を乗り越えたスタッフは、その後長く貴社の力になってくれる貴重な財産となります。

 

承認: 成長を言葉にして伝える

対話: 短時間でも「気持ち」を聞く場を作る

連携: 派遣元と情報を共有し、多角的にケアする

 

ちょっとした「気づき」と「声かけ」が、未来の即戦力を育てます。私たちも全力でサポートいたしますので、スタッフさんの様子で気になることがあれば、お気軽にご共有ください。